年末の大掃除を前に、ベタベタになったレンジフード(換気扇)をどう掃除すればいいか迷っていませんか。

結論からお伝えすると、レンジフードの掃除は「電源を切る → 外せる部品を台所用中性洗剤のぬるま湯につけ置き → 外せない部分は拭き掃除」が基本です。そして、アルカリ性の洗剤、60℃以上の熱湯、食器洗い乾燥機は、多くのメーカーが使わないよう注意しています。掃除の目安は、フィルターや整流板で月に1回程度です。

この記事では、レンジフードの種類と部品の名前、掃除の頻度の目安、自分でできる掃除の手順、やってはいけないこと、プロに頼む目安と料金を、メーカーの公式情報と、カノエの現場での目安をもとにまとめました。

レンジフードの種類と部品の名前

外し方や洗い方は、レンジフードの形や機種によって違います。まずは、ご自宅のものがどれに近いかを確かめましょう。

主な形

クリナップの解説をもとに、主な形をまとめます。

掃除で外す主な部品

部品の呼び方や外し方は機種で違うので、作業の前に必ず取扱説明書を確認してください。手元に無くても、メーカーのサイトで探せることがあります。

掃除の頻度の目安

調理のあとにレンジフードの表面を拭くイメージ
調理のあとにレンジフードの表面を拭くイメージ

メーカーによって少しずつ違いますが、公式の案内をまとめると次のとおりです。

機種によって異なるので、取扱説明書の目安も確認してください。クリナップは、年に1回まとめて掃除するより、月に1回程度こまめに掃除するほうがよいとしています。油が固まる前なら、強い洗剤を使わなくても落としやすいからです。

カノエの現場での目安

汚れ方は、ふだんの料理で大きく変わります。カノエでは、プロによる分解洗浄の目安を、料理の内容に合わせて次のようにご案内しています。

また、最後にファンを外して洗ってから3〜4年くらいまでなら、ご家庭でも落とせることが多いです。5〜6年外して洗っていない場合は、たまった油をご家庭で落としきるのは、かなり難しくなります。

掃除をしないとどうなる?

自分でできる掃除の手順

外した部品を中性洗剤のぬるま湯につけ置きするイメージ
外した部品を中性洗剤のぬるま湯につけ置きするイメージ

ここでは、多くのメーカーに共通する手順を紹介します。細かい外し方・洗い方は機種で違うので、取扱説明書を手元に置いて進めてください。

準備するもの

1. 電源を切り、手袋をする

2. 整流板を外して拭く

3. フィルターをつけ置きする

  1. シンクに大きめのゴミ袋を広げ、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯をためる
  2. 外したフィルターを入れて、つけ置きする(時間の目安は、富士工業が20〜30分、LIXILが30〜40分)
  3. 汚れが浮いてきたら、スポンジや歯ブラシで、フィルターの目に沿ってやさしくこする
  4. 水で洗剤を洗い流し、しっかり乾かしてから戻す

お湯の温度は、パナソニックが35〜40℃、LIXILが約40℃、三菱電機が40℃以下と案内しています。60℃以上の熱湯は、樹脂の部品が変形するおそれがあるので使わないでください(富士工業・クリナップ)。

4. ファンを外して洗う

5. 本体の内側と外側を拭く

6. 元に戻して運転を確かめる

お掃除機能付き(自動洗浄)のレンジフードは

やってはいけないこと

富士工業のように、メーカー専用の洗剤を用意している場合もあります。洗剤は取扱説明書で指定されたものを使いましょう。中性かアルカリ性かは、ボトルの裏の「液性」の表示で確かめられます(見方は掃除の洗剤は3つで十分で紹介しています)。アルカリ電解水も、取扱説明書で使えると書かれていない限り、レンジフードには使わないほうが安心です。カノエでも、ご家庭で使う洗剤のご相談には、商品の注意表示とメーカーの案内を優先していただくようお伝えしています。

プロに頼む目安

レンジフードの内部の汚れを確かめるイメージ
レンジフードの内部の汚れを確かめるイメージ

次のようなときは、無理をせず、プロのクリーニングを考えてみてください。

「何度か自分で拭いてきたけれど、長く使っていて、自分ではもう限界」というご相談をいただくこともあります。フィルターを外すだけでもひと苦労で、外しても油がこびりついている、という状態です。

異音・振動・焦げ臭いときは、先に点検を

運転中に異常な音や振動がある、焦げ臭いにおいがする。こうしたときは、使うのをやめてブレーカーを切り、販売店に点検・修理を相談するよう、富士工業の取扱説明書に書かれています。クリナップも、異音や振動はモーターの故障や火災などの事故につながるおそれがあるとしています。汚れでモーターに負担がかかって音が出ることもありますが(おそうじ本舗)、まずは点検を受けてください。

カノエのレンジフード・換気扇クリーニング

私たちおそうじ本舗カノエグループでは、レンジフードを分解して、外せる部品はつけ置きとブラシで洗い、外せない部分の油汚れも落とします。作業はおおむね次の流れです。

  1. コンロまわりを養生する
  2. ファンやフィルターなど外せる部品を外し、つけ置きする
  3. つけ置きした部品をブラシで洗う
  4. 外装カバーと本体の内側の油汚れを落とす
  5. 組み立てて、試運転をする

つけ置きで油がゆるむのを待つあいだに、ほかの部分の作業を進めます。外した部品は、ふだんキッチンのシンクで洗いますが、シンクが使えないときはお風呂場をお借りすることがあります。

5年以上ファンを外して洗っていないレンジフードでは、機種のつくりによって、本体の中に油がヘドロのようにたまっていることがあります。数年ごとに掃除しているものと比べると、作業の手間が大きく違います。

コンロまわりの壁のパネルは、レンジフード単品の範囲には入りません(キッチンクリーニングの範囲です)。アイランド型は、壁に面していないぶんフードの外側の面が多く、拭く範囲が広くなるため、追加料金がかかります。

料金は税込で、おそうじ本舗公式の価格を参考にしています。おそうじ本舗の公式ページには、次の注意も書かれています。

くわしい料金はサービス・料金の一覧(キッチン)をご覧ください。ご相談・お見積りは無料です。お電話(0120-19-7576、受付 10:00〜18:00)またはLINEで、お気軽にご相談ください。品川区の大井町店・戸越銀座駅前店のほか、大田区・川崎市・大阪市北区にも店舗があります(店舗一覧)。

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