今回は、日立 BD-SX110Cの完全分解クリーニングでドラム式洗濯機がどれほど綺麗になるのか、実際の作業写真(ビフォーアフター)とともに解説します。
また、ご家庭で今日からできる「日頃のお手入れ方法」もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ドラム式洗濯機の内部はこんなに汚れている!(ビフォーアフター)
市販の洗濯槽クリーナーでは落としきれないのが、ドラム式洗濯機の恐ろしいところです。実際に分解してみると、内部は以下のような状態になっています。
BEFORE
水分と洗剤カスが残りやすく、黒カビやヌメリが付着しています。これが「洗濯物の嫌な臭い」の直接的な原因です。
AFTER
専用洗剤と高圧洗浄で、プラスチック本来の色を取り戻し、ニオイの元を根絶します。
乾燥ダクト・ホース類:乾燥機能低下の最大要因
BEFORE
「乾燥が乾かない」「途中で止まる」という症状のほとんどは、このホコリ詰まりが原因です。乾燥経路やホース、フィルターの奥に、フェルト状になったホコリがガチガチに固まっています。
お客様は乾燥時間がかなりかかるとのことでしたので上記のホコリが原因の1つだと考えられます!
AFTER
詰まっていたホコリを完全に取り除くことで、新品時のような乾燥スピードとふんわり感が復活します。電気代の節約にも直結します。
本体からドラム(ステンレス槽)を覆う部品を丁寧に取り外し、普段は絶対に手が届かない奥の奥までアクセスします。ここまで分解して初めて、根本的な汚れを一掃できるのです。
どんなクリーニングをするの?(完全分解洗浄)
私たちが行うクリーニングは、見える部分だけを拭く簡易的な掃除ではありません。
- 徹底的な分解:カバー、乾燥ダクト、各種ホース類を安全に分解します。
- ホコリの完全除去:乾燥効率を下げる内部のホコリを、専用ツールで掻き出します。
- カビ・水垢の洗浄:環境と素材に合わせた専用洗剤を使用し、見えない裏側に潜む黒カビや石鹸カスを徹底的に洗い流します。
- 動作確認:組み立て後、正常に作動するか、異音や水漏れがないかをしっかりチェックします。
これにより、「乾燥時間の短縮」「生乾き臭の解消」「アレルギー対策」という3つの大きな効果が得られます。
長持ちさせるために!自分でできる日頃のお手入れ4選
プロのクリーニングで綺麗にした状態を長く保つため、ご家庭でぜひ実践していただきたいお手入れ方法をまとめました。
- 乾燥フィルターの掃除(毎回) 乾燥機能を使った後は、必ずフィルターのホコリを取り除いてください。ここが詰まると内部にホコリが逆流し、故障の原因になります。
- 糸くずフィルター(排水フィルター)の掃除(週1回) 本体下部にある排水フィルターのゴミを捨て、ブラシで軽く水洗いします。排水口の詰まりや悪臭を防ぎます。
- ドアパッキンの拭き取り(使用後) ドアを開けたところにあるゴムパッキンの溝には、ホコリや水が溜まりやすいです。使用後にサッと拭き取るだけでカビ予防になります。
- 定期的な槽洗浄コースの実行(月1回) 月に一度は、市販のドラム式専用の洗濯槽クリーナー(塩素系がおすすめ)を使用して、「槽洗浄コース」を回しましょう。見えない部分の除菌に効果的です。
「自分で掃除しても臭いが取れない」「乾燥エラーが頻発する」という場合は、すでに内部でホコリやカビが蓄積しているサインです!
無理に分解すると故障のリスクがあるため、専門の業者様へご依頼することをお勧めします!